Notion-MW
Notion-MW
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== 初期設定 ==
== 初期設定 ==
==== 動作要件 ====
データベース(MySQL)と(CGI版の)phpが使えることを確認しておく。スターサーバーフリー(php+mysql)では動いた。
SSHが使えないような低価格帯のレンタルサーバーのプランの中でも、PHPでexecなどの機能が自由に使えるため事実上任意コマンドが実行できるものと、それらの機能が制限されているサーバーがある。後者でもMediaWikiは一通り動くが、一部機能が動作しない場合もあるのであまりお勧めしない(特に他サーバー移行で手こずるのは困る)。
==== インストール ====
詳しくは[https://wikipedia.memo.wiki/d/%CC%B5%CE%C1%A5%EC%A5%F3%A5%BF%A5%EB%A5%B5%A1%BC%A5%D0%A1%BC%A4%CBMediaWiki%A4%F2%A5%A4%A5%F3%A5%B9%A5%C8%A1%BC%A5%EB%A4%B9%A4%EB ここ]を参照。
MySQLの設定をしたら、Mediawikiのファイル一式を設置し、/mw-configにアクセスして指示に従うとインストールが完了する。/mw-configは誰でも見られるファイルなので少し不安だが、MySQLのパスワードがわからないとインストールは完了しないため、別に公開でも問題なさそう。(不安ならBasic認証をかけておく?)
初期の管理ユーザーのパスワードを忘れるとやや面倒なことになる。Chromeがちゃんと覚えてくれない場合があるので注意すること。
<div style="overflow:auto;width: 100%; max-width: 1200px; white-space:nowrap; border:1px solid; padding-left: 10px; padding-right: 10px;" class="mw-collapsible">
<div>忘れた場合の初期化方法(CGI版phpの場合?)</div>
<div class="mw-collapsible-content">
データベース(phpMyAdmin)から、
<pre class="dummy_str_visual_basic">UPDATE `user` SET user_password = CONCAT(':B:somesalt:', MD5(CONCAT('somesalt-', MD5('somepass')))) WHERE user_name = 'someuser'</pre>
とする。[https://www.mediawiki.org/wiki/Topic:Rnq7yc02mg1o4j34 https&#58;//www.mediawiki.org/wiki/Topic&#58;Rnq7yc02mg1o4j34]より。<strong>2か所あるsomesaltのところにはLocalSettings.phpの$wgDBpasswordの値を入れること。</strong>
MediaWiki1.12以前はちょっと違うらしい。自分が成功したのは1.39.1(2023年1月)。
* CGI版じゃなくてphpコマンドが直接打てるなら、[https://plaza.rakuten.co.jp/zuka2007/diary/201705010000/ こちらの方法]でもいけそうである。
</div></div>
* ファイル一式は、zipを解凍してからFTPでアップロードするとかなり時間がかかるので(1時間くらい)、zipでアップロードしてサーバー上で解凍したほうがいい。レンタルサーバー提供のファイルマネージャーでできない場合は、[https://nicoiworks.com/ftp/ ZIPファイルをサーバーにアップしてから解凍する方法] のようにPHPでファイル名を指定して解凍するか、[https://github.com/dulldusk/phpfm https://github.com/dulldusk/phpfm] のようなPHPで動くファイルマネージャー(フォルダ削除なども高速にできる)から解凍するとよい。<strong>ただし、これらのphpファイルはBasic認証で保護するなどアクセス権限には十分気を付けること</strong>。exec系(任意コマンド実行)が許可されていないstarserver freeでもこれらは動作した。
MediaWikiの拡張はたくさん(全部)onにするとよいらしい。
設定が終わると<strong>LocalSettings.php</strong>が出力され、以後これで色々な設定ができるようになる。インストール後にフォルダ名を変えるときはリネームの上、LocalSettings.phpで<code>$wgScriptPath &#61; &quot;/mw&quot;&#59;</code>などと変えればよい。新規ユーザー作成を許可するかどうかなどの設定もここでできるので、禁止したい場合などはこのタイミングでやっておくとよいだろう。
==== その他初期設定 ====
<ul>
<li><p>管理画面</p>
<p>ブラウザ上から$wgScriptPath以下の/mw&#45;configというパスにアクセスすればよい。ここは誰でも見れてしまうが、その先に進むには(初期インストール後に生成されてLocalSettings.phpに書き込まれる)$wgUpgradeKeyが必要なので管理者以外は操作できない。</p></li>
<li><p>ロゴ<br />
参考サイトにもあるが、resource/assets/にデフォルトのchange&#45;your&#45;logo.svgがある。それを上書きするか、名前を変えるなら$wgLogosで設定。サイズは135x135で表示される(それより大きいサイズにすると切り取られる)模様。</p></li>
<li><p>faviconも$wgFaviconで設定。自分はsvgを256x256のpngで保存してからImageMagickでicoに変換した。</p></li>
<li><p>[https://www.mediawiki.org/wiki/Manual:RevisionDelete/ja ここ]から設定すると版指定削除ができる。</p></li>
<li><p>スキン<br />
$wgDefaultSkin &#61; &quot;vector&quot;&#59;となっているが、&quot;vector&#45;2022&quot;のほうが良さそうだったのでそちらに変えた。あわせて$wgVectorResponsiveをtrueにしてモバイルでの視認性を上げた。</p></li>
<li><p>カテゴリページの自動作成<br />
[https://www.mediawiki.org/wiki/Extension:Auto_Create_Category_Pages <strong>Auto Create Category Pages</strong>]をダウンロードし、<code>wfLoadExtension( &#39;AutoCreateCategoryPages&#39; )&#59;</code>とする。これは便利。</p></li>
<li><p>アクセス数解析</p>
<p>精度のほどはわからないが、[https://www.mediawiki.org/wiki/Extension:HitCounters HitCounters]でできる。同じようにダウンロードした後、リンク先に記載のとおり、管理画面に行ってupdate.phpを実行する必要がある。その後で<code>wfLoadExtension</code>をすればよい。アクセス数は誰からでも見えるようであるが、特に問題はないので放置。</p></li></ul>


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